事の始まりは2012年4月29日の日曜日、夕方6時頃。何の前触れもなく血尿が出ました。それも、りんごを切ってしばらくすると酸化して茶色くなりますよね。そんな尿が出たんです。何の痛みも無く・・・。
翌日は祭日の為、近くの総合病院へ行きました。すると、「これは泌尿器の専門の先生に見てもらってください。」との事。
そして、5月1日の午前中に言われた事は「うーん、膀胱がんですねー、それも悪性ですねー。」その時私は「へーそうなんだっ」て実は大して驚きませんでした。病気は治せばいいかってね。その後転移してないか等の検査を5月9日に一日かけて行いました。結果は良好。
実は、私が驚いたのはそのあとです。実は、一日中検査だから暇だろうと、本でも持っていこうと思っていましたが、忘れてしまい。しょうがないので病院内の コンビニへ行ったんです。そこで本を探していると、「名僧、101の名言」という本がありました。購入後入っていたしおりのページを見て「うわー」っと声 が出てしまいました。そこには「無用の用を作れ」と書いてあったのです。用のない休みを作って休めと。そう言えば、開業後ろくに休みもとらず、夜も仕事を していた自分に身体は喜んでいたんだろうか?常日頃皆様に言っていた事を自分が出来ていなかったんじゃないかって反省しました。「これだー!」
神様はすごいです。私のお客様には話を聞いてくれるお坊さんや癌に効くと言われるフコイダンやノニジュースを取り扱っている人達がいます。
癌もとても小さく早期の発見でした。全てを用意した上でコツンと優しく叱ってくれたんです。おかげで6月11日に内視鏡による手術が無事に終わりました。
この文章は6月14日入院中のベットで書いています。
術後座れる喜び(たった1~2日横になるだけでこんない腰が痛くなるものなんだ)自分で排尿出来る喜び、歩ける喜びなど全て再認識させてもらいました。
若い看護師さん達の優しさ頑張りには本当に感謝で一杯です。
黒ちゃん、梅ちゃん、松ちゃん・・・みんな本当にありがとう!
神様、これで癌を告知された人の気持ち。当たり前のことが当たり前に出来る喜び、感謝。人の優しさなども教えて頂きました。本当に感謝感謝です。
追伸、その後6月17日に腫瘍検査の結果が出ました。
坂口さん「悪性ではありませんでしたよ」
実は内心癌は消えたのではないかと思っていました。
癌告知から手術までなぜ40日も空いたのか。ひょっとしたら、私が反省し、気功などで消すのにそれだけの時間が必要だったのではないかってね。たぶん、先生の経験上5月1日の所見では間違いなく癌だったのでしょう。
しかし、6月11日にはただの良性腫瘍だった。
感謝感謝のがんもどき事件でした。
それから入院中、メールやお見舞いで励まして下さった私の大切なお客様方。
本当に感謝します。私のお客様は私の宝物、私は本当に幸せ者です。
本当にありがとう。